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TEPSS Dojo



eラーニング用語集

e-ラーニングで用いられる、Dojoに関係する用語を集めてみました。
  • A-G
  • H-Z
  • あ行
  • か行
  • さ行
  • た-な行
  • は行
  • ま-や-ら行

か行

学習進捗管理

eラーニングでは多くの場合、学習者が自分のペースで学習を行う非同期型(オンデマンド型)の学習形態をとります。LMSに学習者の学習履歴が保存されるため、学習者は自分の学習進捗状況を確認しながら学習を進めることができるほか、学習管理者は個々の学習者の学習進捗状況や成績についてグラフなどで把握・管理できます。LMSによっては、学習の開始から修了までのスケジュールを個人ごとにカスタマイズでき、学習者に一定の進捗状況を提供する機能を持っているものもあります。

学習の動機付け

非同期型学習のように、学習者が自分のペースで学習を行える形式の学習形態の場合、受講の継続には学習者自身のやる気の持続が問題となります。この学習者のやる気を持続させるためには、メンタリングやチュータリングなどが有効ですが、企業内においては経営トップ層、所属上長、同僚などそれぞれのレベルからの動機付けも重要となります。例えば、経営トップ層からは企業全体に向けた講話などによる動機付け、所属上長からは、学習者に対する受講促進の語りかけなどによる直接の動機付け、同僚層においては、グループ内での進捗度確認などの動機付けなどが考えられます。

画像・アニメーション・ビデオ

画像・アニメーション・ビデオ等のマルチメディアの利用により、コンテンツの理解度を高めることができます。画像やアニメーションは情報量が大きく、また作成に専門技術が必要とされるため、その利用は従来では限られたものでしたが、ネットワークのブロードバンド化の進展と作成ツールの発展により作成しやすい環境が整いつつあり、最近では積極的に活用されて来ています。

(アニメーション・画像・ビデオの種類)

画 像

代表的な画像は、GIFやJPEGと呼ばれるインターネットでよく用いられる形式のものです。写真画像や、イラストなどの静止画像として利用され、テキストだけでは説明しにくい内容を補います。GIFは線画、図表、イラストなどに、JPEGは写真画像に使うのが一般的です。

アニメーション

アニメーションにはイラストなどの平面的なもの(2D)、CGを利用した立体的なもの(3D)があります。最も多く使われているのが、Flash(フラッシュ)で作成した2Dのアニメーションです。Flash(フラッシュ)とは、米国のMacromedia社が開発した、アニメーション作成アプリケーションです。Webアプリケーションのプラグインツールとして無償のFlash playerも用意されており、ナレーションなどの音声を付加することが可能なことから教材コンテンツでもしばしば用いられています。

ビデオ

eラーニングにおいては、ストリーミングと呼ばれる配信形態でしばしばビデオ映像が配信されます。その配信技術にはいくつかの方式があり、同期型(リアルタイム)学習、非同期型(オンデマンド)学習など目的に合わせて使い分けることが必要です。ビデオ映像を使うことで、講師の実在感のある学習が実現できるほか、飽きさせないための工夫としても効果があります。

協調学習/グループ学習

協調学習とは数人程度のグループで教え合ったり、協同で問題を解いて学習を進める方式です。この方式は学校などの対面型の学習形態では日常的に実施されており、他人からの刺激による学習意欲の向上、他人との相互作用により思考を深められ知識を整理できる、等の効果を上げています。一方、インターネットや LANの普及に伴いこれらの技術を利用して、より効果のある協調学習の実現を目指した研究が行われています。代表的なものにCSCL(Computer Supported Collaborative Learning)と呼ばれるものがあり、次の2種類の形態があります。

  • 非同期式:Web掲示板、メールを利用するもの
  • 同期式:チャット、会議システムを利用するもの
また、インターネットを利用してWeb上に学習者が共同で知識構築を行う研究も行われています。

実際に運用されているシステムとして、トロント大学の「Knowledge Forum」と呼ぶシステムがあります。本システムもCSCLシステムのひとつで、ノートを書いて公開したり他者のノートにコメントしたりするものです。ノートは書いた本人から独立したものとして管理され、ノートにかかれている主張に自分の主張を積み上げることによって、パブリックなスペースに新たな知識を作り上げることが出来ます。

クラス管理

研修の実施にあたっては、学習者を所属組織別や階層別、学習目的別などでクラスに分けて管理を行う場合があります。通常の集合研修では、教室の定員などによっておおまかなクラス分けしかできませんが、eラーニングにおいては学習者ごとに設定を行うことができるため、クラス分けによるよりきめ細かな管理を行うことが可能です。例えば、事前テストの得点に応じたクラス分けを行い、理解度に応じた教材を提供することで学習効果の向上を狙うことができます。 またeラーニングでは、学習者の学習進捗度を個人ごとに測ることが可能ですが、学習者を個々に管理するよりもクラス分けして集団として把握する方が管理が容易です。クラス分けにおいては、学習進捗度の把握やその対応のしやすい単位となるようにクラスの人数や分類で構成することも必要です。最近では、e ラーニングの申込受付やからクラス分け、進捗度に応じたメールによる受講促進などのプロセスの管理をシステム側で行い、学習管理者の負担を軽減できるようなLMSも提供されています。

掲示板

掲示板は、学習者同士の交流や学習者と管理者のやり取りの場で、一般に内容はすべての学習者に公開されます。掲示板を利用してフリートークやディスカッションを行うと、他の学習者と共に学習しているという意識が促進されるので、学習の継続が期待できます。また、コース内容に関する学習者からの質問とそれへの回答を掲載することで、FAQの機能をもたせ、学習者の理解をさらに深めることができます。

コンピテンシーマネジメント(Competency Management)

コンピテンシーとは、能力、つまりある職種で高い業績を上げている人に特徴的に見られる行動様式・知識・スキルをいいます。コンピテンシーは学習によって習得できるものです。コンピテンシーマネジメントとは、企業の業績向上を目的に社員一人ひとりの能力(コンピテンシー)を把握し、向上させるための企業内教育マネジメント手法です。 実施にあたっては、ある職種において高い業績を上げている人に対しヒアリング等を行い、その職種に必要なコンピテンシーを抽出します(コンピテンシーディクショナリの作成)。コンピテンシーディクショナリを用いて社員一人ひとりの評価を行い、各人に不足しているものは何か(コンピテンシーギャップ)を認識させた上で、その人に不足しているコンピテンシーのみを学習させることができるので、意欲的で効率的な学習が可能になります。コンピテンシーマネジメントとeラーニングシステムを連携することにより、より効果的な企業内教育マネージメントシステムを構築できます。 各職種への社員の任用は勤続年数に関係なくコンピテンシー評価で実施できるので、より適切な任用や抜擢が可能になります。なお、コンピテンシーに基づいた人事・評価制度は成果主義が浸透している米国で導入が進んでいます。

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